No.20 競争優位の言語化で会社の方向性を定めた事例

自分たちの強みを言葉にして、私たちが目指すべき北極星が見えました。

  • Before

    強みが属人的で言語化されていない

  • After

    競争優位を定義し組織共有できている

  • 立場・行動 : 刷新・変革する

  • ご利用サービス : 第二創業支援

  • 動機 : 組織の再現性を高めるため

  • 作成日

  • 更新日

インタビューした人
高橋

急成長を続ける会社の経営企画室長に、競争優位を言語化し、標準化するプロジェクトについてお話を伺いました。「自分たちの強みは何か」を改めて問い直す難しさと、それが言葉になったときの手応えについて、率直に語っていただいています。

  • インタビュー日時 2026/4/10

  • 追加更新日 2026/4/14

目次読了目安時間 : 約2分

競争優位の言語化・標準化をサポートした事例の概要

プロジェクト概要
業種 リフォーム
フェーズ 急成長期(組織拡大段階)
目的 競争優位の定義と組織への浸透
伴走期間 約1〜2年
取組み内容 顧客・営業ヒアリング/言語化・構造化支援

Q1.競争優位を明確にするプロジェクトを始めたきっかけは何でしたか?

今回のプロジェクト、会社としても大きな動きだったと思うんですが、そもそもどんな背景があったんですか?

もともと会社のミッション・ビジョンと事業戦略があって、その中に差別化戦略というのがあったんですね。人の魅力や先行した規模感でお客様から信頼をいただいていたんですが、それを仕組みとして再現性を高めていきたいという方向性が会社としてあったんです。

なるほど。個人の強みを組織の強みに変えていく、というのが出発点なのですね。

そうです。成長していく上で、どの方向に向かうべきかの北極星になるのが競争優位だと思っていて。それを規定しに行くのが今回のプロジェクトでした。

それが言語化されたとき、社内の反応はどうでしたか?

みんなの心の中で何となく思っていた「私たちの強み」が言葉になって定義された、というのはめちゃめちゃ大きかったですね。ようやく形になったという感覚でした。

Q2:プロジェクトを進める中で、難しかったことや不安はありましたか?

お客様へのヒアリングと営業へのヒアリング、期間をわけてその両方を進めていきながら、選ばれている理由の言語化を進めていきましたが、進める中でどんな難しさがありましたか?

着地のさせ方を考えるのが一番難しかったですね。自社の強みを定義した後、短期の事業成績にどうヒットさせていくのか。成果につなげることをずっと意識していました。

確かに、こういったプロジェクトって基盤づくりにはなるのですが、浸透させるためには、クイックに実績をつくることは大事ですよね。

あと、言語化って専門性が高い作業なんですよね。経営者は分かっていても、現場が受け入れやすいように落とし込んでいくことが難しい。そうした中で、積極的に現場のみんなとコミュニケーションをとっていただきながら、主要な関係者が腹落ちできるようなカタチにしていって下さったので、みんなが納得できる言語化ができたんだと思います。

そう言ってもらえると嬉しいです。合意形成の進め方、たくさん話し合いましたよね(笑)。「この動きはこれからの成長の基盤となる」という確信を主要なメンバーが持っていたからこそ、ブレイクスルーできたんだと思います。

それは私も感じていました。営業部の一体感が急速に高まっているのを感じましたし、やはり当事者のみんなに意義や価値を感じてもらえたことが大きかったと思います。

Q3:プロジェクトが一区切りついた時、どんな気持ちになりましたか?

1年以上かけてようやく一区切りついたと思うんですが、今の感想を聞かせてもらえますか?

プロジェクトとしては、「ようやく晴れてスタートを切れた」という捉え方をしています。一番難しい言語化・構造化のところで力を借りて、あとはそれを現場に浸透させていく段階に入れました。現場への実装を進めて、高橋さんにも成果を報告していければと思っています。

ありがとうございます、ぜひいい成果報告が聞きたいです。今後の組織変革という意味では、どんなことに取り組みたいですか?

人がめちゃくちゃ増えてきたので、組織化のところに課題を感じています。組織や役職者の役割・責任をちゃんと定義し直して、誰に何を担ってもらうかを組織としてつくっていきたいと感じています。

また、難易度の高そうなボールですね。でも、うまく再設計できれば、組織の高度化はより一層進んでいきそうですね。

大変ですけど、やらなきゃいけないですし、役職者たちが成長のボトルネックになってしまう恐怖心も感じているので…。わたし自身の役割も含めて、自ら率先して変わっていこうと思います。

素晴らしいですね。私たちで何か力になれることがあれば、いつでも遠慮なくお声がけください。

ありがとうございます。お二人が自分事のようにコミットしてやってくれることはこれまでの付き合いで分かっていますので、できるだけ重たいボールを準備しますね(笑)。

重たいボール、、楽しみにしていますw。今日はお忙しい中、ありがとうございました!

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インタビューに答えてくれた経営幹部

お客様に選ばれる理由を言語化し、標準化していくプロセスは、簡単ではありませんでした。でも、Buyside Bankさんが異業界の考え方を共有してくれたり、外からみた価値を言及してくれたりして、自分たちの強みをお客様目線で整理することができました。これをしっかり現場に浸透させて、次のステージへ進んでいきたいと思います。

この記事を監修した担当者

株式会社Buyside Bank 取締役
第二創業アドバイザー

髙橋 孝輔

1984年、兵庫県神戸市生まれ。㈱リクルートでの13年間で、大企業・官公庁を中心に数百社のブランディングを支援。クリエイティブディレクター、関西・西日本の制作組織マネジャー、新規事業開発等を歴任。2019年、㈱Buyside Bankに参画。M&A支援にとどまらず、第二創業やM&A前後の組織改革など、企業の転換点に伴走してきた。現在は、事業多角化に伴い「チームで経営を動かす」フェーズに入った企業に対して、ミッションマネジメントの導入・伴走支援およびAI活用を含めた生産性向上の仕組みづくりに注力している。

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