No.11 新規事業のブランディングをサポートした事例

新規事業の販路をつくるため、ブランディングに着手しました。

  • Before

    卸売業と社歴の長さを訴求した顔つき

  • After

    新規事業とフットワークの軽さを訴求した顔つき

  • 立場・行動 : 刷新・変革する

  • ご利用サービス : 第二創業支援

  • 動機 : 新たな販路を獲得するため

  • 作成日

  • 更新日

インタビューした人
高橋

新しいビジネスモデルの開発やブランド作成等、上流工程から色々とお手伝いをさせていただいているお客様です。ホームページのリニューアルと合わせて、ブランドロゴやキービジュアルの作成、SNSアカウントの開設などもサポートしました。

  • インタビュー日時 2025/4/1

  • 追加更新日 2025/10/2

目次読了目安時間 : 約2分

新規事業のブランディングをサポートした事例の概要

プロジェクト概要
業種 商社
フェーズ 第二創業期
目的 新規事業の推進
伴走期間 約1年
取組み内容 商品ロゴやホームページ等の作成

Q1.新規事業のリーダーとして何を考えていましたか?

飲みの場で突然すみません(苦笑)。新規事業をリードされていたと思うのですが、どんな想いで推進していたのか、お気持ちを聞かせてください。

ホンマですよ、せっかく楽しく飲んでたのに…(笑)。まじめな話をすると、われわれは商社として原料や製品を扱ってきましたが、円安やSDGs、サーキュラーエコノミー等の世の中の変化を踏まえたとき、卸売業以外のビジネスを手掛けていくべきだと感じていたんです。新しい動きをはじめることが、会社の未来をつくる。そう信じて、新規事業に取り組んでいました。

たしかに「未来会議」という名称で、新規事業のミーティングを定期的にされていましたね!私たちに期待いただいたことは何でしょうか?

われわれは自分たちが仕掛けるプッシュ型の営業は得意だったのですが、お客様を引き寄せるプル型の営業をほとんどやったことがありませんでした。新しい商材は、インターネットやSNSなど多様な販路を開拓したほうがいいと感じていたんです。ウチのことをいろいろ分かってくれているし、高橋さんが前職時代に近しい仕事をされていたとお聞きしたので、ぜひ相談したいと思いました。

Q2:ブランディングを一緒に進める上で、何を感じていましたか?

ブランド名や営業戦略など、上流工程から色々と議論させていただいたのですが、率直に何を感じていましたか?

どの企業にどうアプローチするか、最初は営業面での相談でしたよね。アプローチの話をしているうちに、営業ツールとしてホームページを変える話になり、だんだんと新規事業の営業戦略の全体像が整理されていったのを覚えています。「こう考えていけばいいのか」という気づきは多くありましたね。

わたしも思い出してきました。全体像に関しては、すでに頭の中に絵があるように感じたので、私はそれを聴いて、文書化するだけだったような気がしています。新規事業の見せ方(訴求の仕方)の設計については、どう感じていましたか?

実際に工場や仕入れ先にも足を運んでもらい、現場を見て理解してくれた上で「どう伝えるか」を一緒に考えてくれたのが大きいですね。外部の方に頼むとストーリーを理解してもらうまでに時間がかかりますが、最初から流れを把握してくれているので、すごく気持ちよく進められたように感じています。

そうおっしゃっていただけて嬉しいです。私たちは業界のことを詳しくないのですが、進めていく中でやりにくかったことはありましたか?

業界のことを知らなくて、やりにくいと感じたことはほとんどなかったですね。むしろ、「業界に詳しくない人にもわかってもらうにはどうすればいいか」を考える機会にもなりましたし、外部の視点が入ることで私たちにはない気づきを得られることの方が多かったです。私たちはどうしても「業界の目線」で物事を見がちですが、一歩ひいた立場で「社会的な文脈」や「環境的なストーリー」を加えてもらえるのは非常に助かりました。

ホームページの顔つき、だいぶ変えましたよね。率直にどんな感想を持たれましたか?

これまでは卸売主体で歴史を訴求していたのですが、フットワークが軽く柔軟な会社という顔つきに変わったように感じます。お客様目線で「何を・どう伝えるか」を整理したことで、ブランドとしての方向性が明確になったとも感じますね。自分たちだけでは見えなかった部分を言語化してもらえたのは大きな成果でしたね。

Q3:今後、どんなことにチャレンジされますか

ブランドの発信基地となるホームページも整い、いよいよ市場浸透していくフェーズだと思いますが、これからチャレンジしてみたいことは何ですか?

業界を取り巻く環境は大きく変わっています。だからこそ、持続可能な社会に貢献できる会社へと変わっていくために、新しいブランドを立ち上げました。会社としての変革のタイミングに来ていると思います。今後は、新しくできた製品をどう広げ、どう組織に根付かせていくかが大事になる。自分自身が率先して行動し、組織の一体感をつくっていきたいと考えています。

「自ら先頭に立つ」というのが、らしいですね!応援しています、何かあれば言ってください。

ありがとうございます。いま思い出したのですが…、自分たちの目線では当たり前に見えていたことに対して、「それは魅力的ですね」と外から評価していただいたのですが、それはすごく自信になりました。嬉しかったです。実行にフェーズはどうしても視野が狭くなるので、引いた視点でこれからも助言いただけると嬉しいです。

インタビューに答えてくれた経営幹部

環境問題をはじめ、世の中の流れ的には私たちの市場は縮小傾向にあります。ただし、一方で新たなビジネスチャンスが訪れているように感じます。こうした環境下で大切なのは、自ら変化を起こすことだと考えます。今後も、新しい知見を積極的に取り入れていきたいと思います。

この記事を監修した担当者

株式会社Buyside Bank 取締役
第二創業アドバイザー

髙橋 孝輔

1984年 兵庫県神戸市生まれ。㈱リクルートメディアコミュニケーションズ(現リクルート)に新卒入社。日本全国の大企業や中堅・中小企業、官公庁等、数百社のブランディングを支援。クリエイティブディレクター、関西/西日本の制作組織マネジャー、新規事業開発等の職務を歴任。㈱Buyside Bankへ2019年5月に参画。前職で培った「価値を広める技術」を活かしてM&A実行における後方支援を行いつつ、仕組みづくりや行動変容を促すコーチングといった「価値を高める技術」を磨き、第二創業の支援等を行う。

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