No.18 次世代リーダー向け実践型研修等をサポートした事例

10年後も活気ある組織でいるために、中堅育成に注力しました。

  • Before

    トップダウン型で業務遂行している状態

  • After

    ボトムアップ型で職場改善している状態

  • 立場・行動 : 刷新・変革する

  • ご利用サービス : 第二創業支援

  • 動機 : 10年後の経営幹部を育成するため

  • 作成日

  • 更新日

インタビューした人
高橋

「次世代リーダー育成」や「職場環境改善」などのテーマは、多くの組織にとって共通の課題です。今回インタビューさせてもらったのは、地域で複数の施設を運営し、10年以上にわたり組織を成長させてきた理事長。10年後・20年後を見据えた中堅職員の研修プログラムにどのように取り組んだのか、不安や課題は何だったのか。そして研修後に見えてきた成果と、これから挑戦したい未来像について聞いてみました。

  • インタビュー日時 2025/11/12

  • 追加更新日 2025/12/11

目次読了目安時間 : 約2分

次世代リーダー向け実践型研修の概要

プロジェクト概要
業種 介護・福祉
フェーズ 第二創業期
目的 将来を見据えたリーダー育成
伴走期間 半年間(研修期間)
取組み内容 実践型集合研修、チームコーチング

Q1.次世代リーダー育成に力を入れようと思った理由は何ですか?

理事長、今日はよろしくお願い致します!まず、次世代リーダーに着目した理由を教えていただけないでしょうか。

私が理事長を引き継いで10年以上が経ち、施設数や職員数も増えて、地域での存在感は高まりました。でも「もっと良くなれる」と常々感じていたんです。これから先の10年、20年を見据えたとき、次を担う職員と一緒に何かを始める必要がある。そんな思いから、自然と中堅職員をどう育てるかを意識するようになりました。

まさに次の世代を考えてのことだったんですね。期限があるわけではないと思うのですが、「今年やろう」と思った理由は何でしょうか?

単純に、先延ばしにする必要がなかったからですね。それに「将来を自分たちで作る意識」を持ってほしいと思っていたところに、たまたまBuyside Bankの2人から提案をもらったので、これは何かの縁だなと感じて前向きに考えようと思いました。

Q2:打ち手として、集合研修を選択されたのはどうしてですか?

さまざまなプランをディスカッションさせていただきましたが、研修プログラム案を選ばれた理由は何でしょうか?

理由のひとつは、吉川くんに以前企画してもらった集合研修の成功体験が大きかったことですね。
その研修は、「目の前の仕事を行う」という視野から、「自分の仕事が誰の仕事とどうつながっているのか」という視野に広げるようなプログラムだったのですが、ふだん顔を合わせないメンバーが一堂に集まって話す効果もあって、みんなの意識を大きく変えることになりました。結果、その当時の参加メンバーが今の管理職になっていますし、そういったことを思い出して「次は今の中堅職員に同じ機会を」と考えました。

日常業務から離れて、ふだん交わらないメンバーと一緒に考えることは、参加者にとって刺激になりますよね。それに、今回は中堅職員だけでなく管理職も巻き込んだ形にしたのですが、それはいかがでしたか?

そこが面白いと思ったんです。中堅職員のリーダーシップを伸ばすだけでなく、上司となる管理職に新たなマネジメント手法を共有するカタチが、みんなにとっていい刺激になるんじゃないかぁと。研修やった後、実際の職場改善にもつながりそうに感じました。

加えて、今回は集合研修だけでなく、現場で3か月間かけて実践する工程も取り入れました。結果的に。半年間の長丁場の研修になったのですが、不安はありましたか?

不安はそんなに感じなかったけど、「ついてこれない人も出てくるかもな」とは思っていました。それでも、少しでも気づきを得てくれれば十分かなと。

実際に研修にも同席していただきましが、みんなの取り組んでいる姿を見てどうでしたか?

正直、驚きました。みんなが真剣に考え、宿題もきっちりやってきてくれていたし。それに「あ、こんな会話の仕方をするんや」と管理職の新しい一面も見えて、中堅職員・管理職の双方にとって良い刺激になっているなぁと感じました。

Q3:半年間の研修を終えて感じたことは?

研修プログラムの最終日は、各中堅職員が設定した職場改善の取り組みに関する発表でしたが、聞いてみてどう感じられましたか?

とにかく感心しました。現場で成果が出ている事例もあって、「やればできる」と実感しましたね。3か月間の実践期間中、中堅メンバーと管理職がコミュニケーションする機会も増えていて、いい感じやなと。発表の場だけでなく、参加メンバーに関するいい話を職員との日常会話でも聞くようにもなっていましたね。

「こういう風によくしたい」と職場で声をあげれば、賛同してくれる人がでてくる。一緒にやれば、成果も早くでる。そういうことに気づいた職員さんが多かったですよね。研修終了後も、僕らに相談してくだる職員さんが複数いたことも印象的でした。

うちの職員はほんとにいい人が多いんです。その成長を後押しし、働きやすい環境をつくることが、10年後・20年後につながると信じています。

最後に、これから取り組みたいことを教えてください。

大事にしたいのはマンネリ化しないこと。毎年、新しいことに挑戦し続けることで、組織の活気が保たれると思います。そのために、これからも継続的に新しい試みを取り入れていきたいですね。また何か面白い企画を持ってきてください。

ぜひ、またご提案させてください。今日はありがとうございました!

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インタビューに答えてくれた理事長

今回のリーダーシップ研修だけでなく、いい仕事をたたえ合うMVP表彰の取り組みや、オープン社内報やSNSの運用もBuyside Bankの2人には手伝ってもらっています。共通しているのは、職員が笑顔で働ける環境をつくること。職員が笑顔でいれば、ご利用者様も自然と笑顔になりますから。いい職場づくりに向けて、今後もいろいろとアイデアを持ち込んでくれることを期待しています。

この記事を監修した担当者

株式会社Buyside Bank 取締役
第二創業アドバイザー

髙橋 孝輔

1984年 兵庫県神戸市生まれ。㈱リクルートメディアコミュニケーションズ(現リクルート)に新卒入社。日本全国の大企業や中堅・中小企業、官公庁等、数百社のブランディングを支援。クリエイティブディレクター、関西/西日本の制作組織マネジャー、新規事業開発等の職務を歴任。㈱Buyside Bankへ2019年5月に参画。前職で培った「価値を広める技術」を活かしてM&A実行における後方支援を行いつつ、仕組みづくりや行動変容を促すコーチングといった「価値を高める技術」を磨き、第二創業の支援等を行う。

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