会社売却の意思決定方法
Sell-Guide
会社の発展、家族の安心、人生の充実。
「売却」という選択は、そのすべてを叶えますか?
会社売却はゴールではありません。会社、家族、オーナー、それぞれにとって「M&Aが最良の未来を実現するベストな選択になる」と思えたとき、売却は「終わり」ではなく、新たな可能性の「始まり」となります。
検討にあたってのポイントは、主語を切り分けて考えることです。例えば「独力ではなく、どこかの会社と一緒になることで会社は発展できるのか?」「今の役員報酬を手放しても、家族を養う生計は立てられるのか?」「このまま会社経営に時間を割くことと他のことに時間を投じること、自分にとってどちらが後悔しない生き方につながるのか?」などです。一つひとつを具体的に検討し、明確にしていくことで、ご自身が「総合的に納得できる解」が見えてきます。
“後悔しないM&A”を始める第一歩は、まず「M&Aをすべきかどうか」を多面的に考え抜くことです。ご依頼者様が「自身と対話すること」から、私たちはサポートしたいと考えています。
会社売却の「決断時期」のつくり方一例
業績の見通し良好で、新たな生き甲斐が定まったとき、M&Aは、会社と人生の転機をつくる手段になります。
親族や従業員に事業承継しない場合、上場するか、廃業するか、第三者へ会社売却(株式譲渡)するか、会社の行き先はこれら3つの選択肢に絞られます。そのなかで会社売却を選択する場合にポイントとなるのは、M&Aを決断する“タイミングのつくり方”です。
会社売却の決断時期をつくるポイントは2つあります。1つは業績の見通しをよくすることです。業績の見通しが良好のときであれば譲り受ける相手は見つかりやすく、逆に業績の見通しが悪いときであればM&Aが成約に至らない可能性が高まります。
もう1つは、事業承継後の新たな生き甲斐を定めることです。健康であり続ける限り、いまの仕事(経営)を生き甲斐とすることは何の問題もないのですが、病気等によって経営状況が悪化した場合、M&A実行が困難になるおそれがあります。だからこそ、会社売却を決断するには、業績好調なうちに、健康なうちに新たな生き甲斐をつくることが大事です。そのような主体的な行動が、主体的に人生の転機を決断するタイミングをつくります。
実際、「あのタイミングでM&Aをしたことに後悔はないよ」と話してくださる方々は、会社も自身も元気なうちに、人生の次のフェーズでやりたいことを進められていました。
「会社売却のベストなタイミングは、次のフェーズに向けた準備を進めることで自ずとつくられるもの」であることは、先人たちから得た学びです。譲り渡すご本人が行動をしながら考えぬくことが大事であると考え、私たちは意思決定のサポートをしていきたいと考えています。
会社売却を実感するための企業価値評価サポート
いまの株式価額を具体的に算出したうえで、「将来どうありたいか」、会社と株主それぞれ分けて整理します。
会社や事業の売却は、未来をより良くするための手段のひとつです。だからこそ、私たちは「今後どうしていきたいか」といった目的・目標の話に重きを置いて、考えの整理をサポートするようにしています。
会社売却を真剣に検討するには、まずご相談を頂いた方に「本当に売却したら、どうなるか」を具体的に実感していただくことが重要です。私たちが初回面談時に企業価値評価の実施をおススメしている理由もまさにそのためで、「実際、ウチの会社はいくらの値段がつくのか」、現時点の株式価額がわかるとM&A後の生計を具体的に計算できるようになります。また、株式価額の理由になっている「利益の源泉(強み)」がわかることで、「会社を今後どう成長させていきたいか」「どのタイミングでM&Aを検討するか」といったことを具体的に考えられるようになります。
具体的な数字は、漠然とした不安や願望を取り払い、地に足をつけて考えるきっかけを与えてくれます。第三者への事業承継(M&A)を具体的に考えてみたい方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。株式価額を算出したうえで、会社と人生をどうしていきたいか、考えを整理するサポートをさせていただきます。
M&A相乗効果を見立てる壁打ちサポート
自社の強みを活かすのは、どんな強みを持つ相手か?相乗効果を考えると、新たな成長ビジョンも見えてきます。
企業価値評価において営業権を算出する際、「費用等を適正化すれば、どれだけの正常利益が生まれるか」「その利益は、どのようにして生み出されているのか」を明らかにしていきます。この利益の源泉は、会社の強みとも言い変えることができ、定石で考えるなら「強みを伸ばす」戦略を考えることが成長戦略の前提となります。
強みの伸ばし方はいろいろありますが、M&Aで期待できるのは「強み×強み」の相乗効果です。例えば、商品力に強みを持つ会社を販売力のある会社が譲り受ければ、より多くの商品を販売できる可能性は高まり、それが全国規模の販売網であれば「自社商品を全国でお買い上げいただいている状態」を経営目標として掲げることも可能になってきます。
このように、自社単独の発想ではみえていなかった成長ビジョンも描けるようになることが、M&Aの魅力の1つです。成長の選択肢が広がれば、選択を変えられます。例えば、先行きが見えないことから、最初は会社売却を検討されていたが、成長するために会社を買収するという選択をされた経営者もおられました。
「どんな選択をするのが会社や社員にとってベストか」、仮説の質を高めていくことは、納得のいく意思決定につながります。M&Aの実行を決断しているご依頼者様はもちろんですが、M&Aをまだ検討中のご依頼者様とも、弊社はそのような対話をよく行っています。ご要望いただければ、事例共有や仮説案出しを喜んで行いますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。
会社売却・事業譲渡の流れについて
会社売却や事業譲渡のご相談をいただく場合、私たちはまず「M&Aの目標設定」を丁寧にサポートするようにしています。M&Aをすべきか、それ以外の選択をすべきか。ご相談者様が考えを整理するために、ご意向を伺いながら情報提供や壁打ちをさせていただきます。
なお、「M&Aの目標設定」にかかるご相談はすべて無料で対応いたしますので、会社売却・事業譲渡をまだ迷われている方も遠慮なくお問合せ下さい。
会社売却にかかるM&A仲介手数料について
私たちのM&A仲介手数料はすこし特殊で、2018年の創業以来、「売り手サイドは成功報酬も無料」という独自の料金体系を採用しています。
そのように料金設定した理由は主に2つで、1つは売り手サイドがM&A仲介手数料で思い悩む状態をなくしたかったこと。もう1つは、買い手サイドから見た株式価額に疑念が生まれないようにしたかったことです。
会社売却のご相談をいただいた依頼者様に対しては、検討段階から成約するまでの間、会社やご自身の今後を考えることに意識を集中していただきたいと考えています。
