クリニックを譲り受けした医院継承事例(事業譲渡)の概要
| Sellサイド(譲り渡す側) | Buyサイド(譲り受ける側) | |
|---|---|---|
| 業種 | 病院・医院 | 個人 |
| 売上 | 非公開 | – |
| オーナー年齢 | 70代 | 40代 |
| 主目的 | 後継者不在のため | 地域医療に貢献するため |
Q1.クリニックの事業譲り受け(医院承継)を検討した動機は何ですか?
このたびはおめでとうございます。
こちらこそ、いろいろとご助力いただき、ありがとうございました。
改めて、今回の医院承継(医療M&A)を検討された“きっかけ”を教えていただけないでしょうか?
きっかけですね。出発点は昨年の春頃、いつものように同門の先輩と食事していた時に、クリニック承継の話を伺ったことですね。正直なところ、医院承継や開業を検討していたわけではありませんでした。
なるほど、機会が自然と訪れたんですね。話すうちに具体化していった感じでしょうか?
そうなんです。昨年の夏に初めて医院承継を検討されている先生とお会いして、診療姿勢や空気感が“スッと”自分に入ってきたんです。「患者さんを大切にして積み重ねてきたクリニックがここにある」と直感しました。自分にとって医院承継という形で地域医療に貢献できるチャンスだと感じ、検討を進めました。
Q2:医療M&Aを進める上で心配だったことはありましたか?
医院承継(M&A)を決断されてから、具体的に話を進めていくにあたって心配だったことは何でしょうか?
意識していたことは、医院の引き継ぎの確実に行うことです。医院承継することは初めてなので、手続きや段取りをきっちり行う必要性を感じていました。そこで、まずは税理士の友人に相談し、Buyside Bankの吉川さんにも入っていただいて、抜け漏れなく手続きや契約ができるような体制を整えました。
たしかに、一般的な財務や法務的な観点だけでなく、患者様の引き継ぎやお薬の在庫等、医院承継ならではの重要論点も多くありましたよね。
そうなんです。患者様の継続通院を第一に、薬剤在庫の棚卸・買取・返納の線引き、大学関連の調整、内装や備品の引継ぎ、スタッフの方々との打合せ等、すり合わせするべきことは多岐にわたっていました。リストアップした項目を一つひとつすり合わせしたのですが、先生やスタッフの皆さまが快く対応してくださったおかげで、安心して進めることができました。本当に感謝ですね。
Q3:成約が完了した当時の率直なご感想を教えて下さい
さきほど成約式を終えたところではありますが、何を感じられていましたか?
「1年前には想像していなかった場所に今いる」という感慨がまずありました。多くの方に支えられて、ここまで来られたことへの感謝が大きいです。
記念撮影もしましたが、晴れていていい感じの写真になりましたよね。
皆様いい笑顔されてますよね。今回の成約式で撮っていただいた写真は、院内掲示やホームページ掲載にも活用しようと考えています。患者様に安心していただけるよう「どんな思いで受け継ぎ、どう続けるのか」もセットで伝えていきたいなと思っています。
Q4:今後の展望をお聞かせください
これから準備期間を経て、6月から運営されていくと思うのですが、今後の予定・展望を教えてください。
まずはこれまで継続してきたことを、確実に引き継ぐことを大事にしたいと考えています。スタッフの皆さんと一体になって“いつもの診療”を守ることで、患者様の不安を最小化していく。その上で、私自身の専門性に即した診療の幅を少しずつ広げたいと思っています。
やはり患者様第一ですね。それでは最後に、意気込みを教えてください。
「患者様の暮らしを途切れさせない」といった点でも、医院承継は地域医療に貢献できる有効な手段だと考えています。私もまだスタートラインに立ったばかりですが、地域に根ざした医療を丁寧に続け、先人の歩みを尊重しながら前進していきます。引き続きご指導をお願いします。
インタビューに答えてくれた代表
素晴らしいクリニックの医院継承の機会を得られたこと、多くの方のご助力によってスムーズに医院継承を進められたことに、本当に感謝しています。これからが本番になりますが、関わってくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、地域医療への貢献に努めていきたいと思います。