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CASES

No.2 雑貨事業の事業譲渡

OEM事業に集中して投資するため、 黒字のうちに雑貨事業を譲り渡す決断をしました。

(インタビュアー:吉川(写真右から2番目) 2019年9月インタビュー実施)

「今回ご紹介するのは会社員だった方々が複数名で会社を設立し、事業を譲り受けたM&A事例です。雑貨事業の譲り渡しに関する相談をいただいてから半年弱の期間で最終契約に至り、譲り渡し後も業績は安定し、順調に成長を遂げています。
成長のポイントは2つあると分析しています。1つは譲渡対象であった雑貨事業がもともと黒字で、ファン(固定客)がついていたこと。もう1つは引き継ぎが丁寧に行われており(現在進行形)、かつ譲り受けた方々が持つマーケティングやマネジメントのスキルによって改善を加えられていること。
現在も顧問として関わっている譲渡オーナー様に、M&Aの実施背景や譲り渡しに不安はなかったのか、いくつかヒアリングをさせていただきました」
M&A概要
譲渡企業
業種アパレル(製造・卸売り・小売)
売上約1億円
オーナーの年齢30代
譲渡の主目的事業の集中と選択
譲受企業
業種個人(会社新設)
売上0円
オーナーの年齢30代
譲受の主目的新規参入の為

Q1:譲渡を考えたきっかけは何でしょうか?

主な動機は、洋服のOEM事業に集中したかったからですね。もともと洋服のOEM事業をやりたくてはじめた会社なんですが、新たに雑貨事業を始めたところ、コンセプトや商品に共感して下さるお客様や百貨店、ショッピングモール等が増え、2つの事業をどう成長させるかを考えるようになったんです。力を入れたいOEM事業、業績が安定し引き合いも増えている雑貨事業、小さな会社なので限られた資源をどう分配するかはすごく悩みました。雑貨事業の成長について考えたとき、専任でやってくださる方に譲り渡したほうが伸びるんじゃないかと思えたことが、最終的な決断に繋がりました。また、譲渡対価で得られた資金をOEM事業に投資できるということも魅力的に感じましたね。

Q2:M&Aを進める上で不安はありましたか?

決断してからは、特に大きな不安を抱えることはなかったですね。こまめに進捗を共有いただけたことも安心できた要因だったように思います。譲り受けを希望される方々が個人だったことに多少の驚きはありましたが、面談してみると動機も明確に説明していただけて違和感はありませんでした。それに、譲り渡し後の事業計画もつくってこられているし、それぞれが持つ得意領域がまさに雑貨事業に求められていることと合致するように思えたので、むしろ託して成長するイメージがわきました。僕らが育ててきた雑貨事業のコンセプトや可能性に共感して下さっていたことも、すごくうれしかったです。

Q3:譲渡が完了した現在の率直なご感想を教えて下さい

譲り渡すことになったのですが、信頼できる仲間が新たにできた感覚に近いですね。自分の手元からは離れますが、引き継ぎ期間はサポートさせていただきますし。僕たちが積み重ねてきたノウハウやネットワークとかはすべて共有させていただくのですが、一方で過去の考え方を押し付けないことを注意しながら関わっています。僕らのOEM事業と譲り受けていただいた事業、双方がどんどん成長していけるようにしたいですね。それと、今回は事業を譲渡する側の立場だったのですが、譲り受けることにも興味が出てきました。経営手法の一つとして、これからはより一層、M&Aに関するアンテナを立てていこうと思います。
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